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今日の本「岩崎弥太郎と三菱四代」 [本]

今日の本「岩崎弥太郎と三菱四代」(河合敦/幻冬舎新書155:10年)

『岩崎弥太郎』、三菱の創始者として有名な方ですが、実はよく知らない。
また本書は、タイトルに「三菱四代」とあるように、『岩崎弥太郎』氏の
後についても書かれており、興味を持って購入。

著者は、河合敦氏。高校教師であり、また歴史作家、歴史研究家であるとのこと。
歴史に絡む著作が多数あります。(残念ながら、他書は未読)

本書は4章から構成され、1~2章を『岩崎弥太郎』、3章を『岩崎弥之助』、
4章を『岩崎久弥、岩崎小弥太』に割いています。
本書を読んで、とても興味深かったところは、「歴代社長の性質が、見事に
その時代にマッチしていた」というところか。
「豪傑な弥太郎であったからこそ、あの混沌とした時代に海運王国をつくれたわけだし
 弥之助の温厚があったゆえ、藩閥政府との協調的発展が可能であったのだ。さらに
 久弥の大人的気質があったれば、産業革命や大戦景気の波に乗って大発展ができ
 小弥太という猛烈なリーダーがいたからこそ、厳しい時代を勝ち残れたのだ」
と著者はまとめている。また、
「社長の順序が少しでも狂ったなら、三菱の発展はこれほどでもなかったろう」とも。

まあ、最後の部分は少し「?」ですが、それぞれ素晴らしい方ゆえ、時代にマッチした
手腕を発揮されたことはよくわかりました。
親子、兄弟でありながら、それぞれ個性が異なり、違ったリーダーシップを
発揮された点は、とても興味深いところです。

さて、『岩崎弥太郎』を除く3人をもっと知りたいと思ったのですが、もうこの3人に
関する書籍は出ていないよう。
残念ながら、図書館をチェックしてみるしかなさそうですね。
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