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今日の本 「数学で未来を予測する」 [本]

今日の本 「数学で未来を予測する」(野崎昭弘/PHPサイエンス・ワールド新書048:11年)

-ギャンブルから経済まで-とのサブタイトルのついた一冊。
数学で未来を予測できたなら、ここまで経済は混沌としない?
などと思いながら、ふと手にしました。

著者は野崎昭弘氏。専門はアルゴリズム理論、多値論理学、数学教育で、現在、大妻女子大学
名誉教授とのこと。たくさんの著作があります。

で、本書、6章から構成。サブタイトルにもあるように、ギャンブルから経済、さらに自然現象
などを、数学で予測できるか? について、確率や統計の見方・考え方を踏まえて、
検証する内容。
少々難しい部分は、「コラム」を別に設けて、詳細解説。
読者には、とてもありがたい構成となっています。

さて、「数学で予測できるか?」ですが、最終章である6章にて
「予測できること、できないこと」をまとめています。
予測できる条件は、その事柄を含む世界の安定性とのこと。
最もよい例は、星空。日食、月食といった現象は、正確に予測できます。
経済予測はやはり安定性に欠け、難しいようです。
それに関連して、こんなことも↓
・教訓(商品価格の黄金定理)
 売り手の利益を考えない商品は、存在しない
確かに!
そして締めの言葉も、実に印象的↓
 知識や先入観、最初の思いつきにとらわれず、結論を急がず、冷静に考える
著者の言うように、「しっかり考える力」、身につけたいですね。
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