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今日の本 「私の経営論」 [本]

今日の本 「私の経営論」(宮内義彦/日経BP社:16年)

球団オリックスに関わる記事で、気になる発言を見る機会も多いため、
取り急ぎ、昨年末にリリースされた本書を手にしました。
私が直接仕事で経営に関わることは、まずないとは思うのですが...

著者は、宮内義彦氏。オリックス代表取締役社長を経て、現在は、
オリックスシニア・チェアマンとのこと(本書リリース時)。
本書以外にも、多くの著作があります。

本書、3部構成で、トータル16章。
長期にわたり経営に関わっている宮内氏が、経営論についてまとめて
います。私として、特に気になったのは、まず9章の
「新規事業は参入より撤退戦略を」。
撤退の判断を誤ると、ほんとまずいです。
最悪、赤字の垂れ流しに陥ることも...
そして、もう一つ。
2章の「経営者にしかできない仕事とは」。この章では、
 組織図を平面で見るのではなく、立体的に、「円錐型」として
 見る習慣をつけること
との記載がありました。
 様々な部署が積み重なってこそ組織が成立
とも。確かにその通りですね。
実際には組織ごとに壁があったりして、なかなかうまくは
動かないもの。そこで、「円錐型」! 納得です。

球団オリックスとしては、現在4位。
まだまだ上を目指さねば、というところですね。
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今日の本 「楽しく学べる「知財」入門」 [本]

今日の本 「楽しく学べる「知財」入門」(稲穂健市/講談社現代新書:17年)

知財関連の著作であり、どこかの書評で気になり、手にしました。
オビには、「これからのビジネスは知的財産が決め手!!」との文字が。

著者は弁理士の稲穂健市先生。他にも、筆名にて著作がありますね。
「すばらしき特殊特許の世界」は、以前読んでいます。

本書、5章から構成。序章にて、まず知財全般を概説。
その後の章では、身近な事例にて、各権利を掘り下げる内容。
私としては、「ペコちゃんはパクリだった!?」で始まる、
最後の章が気になりました。
今でこそ、日本においても、知財が浸透しておりますが
1950年あたりは、まあ、ゆるい時代であったようです。
現在、特にアジア各国の模倣を厳しく取り締まっておりますが
対象国にとっては、以前の日本のような時代なのかも?
知財の浸透には、もう少し時間がかかるのかもしれません。
また、著者の方は、世の中で話題となっているキーワードは
とにかくJ-Platで検索されるとのこと。
意外にヒットするものなのですね。
私も試してみたいと思います。
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今日の本 「ダントツにすごい人になる」 [本]

今日の本 「ダントツにすごい人になる」(森川 亮/祥伝社:16年)

-日本が生き残るための人材論-とのサブタイトルがついた一冊。
どこかの書評で気になり、手にしました。

著者は森川亮氏。日本テレビ放送網、ソニー、ハンゲームジャパンを経て、
C Channel株式会社を設立。他にも著作があります。

本書、3章と3つの対談から構成。本編の人材論とほぼ同じくらいの
ページ数が割かれている対談がとても興味深かったです。
3つの対談の相手は、石川善樹氏(予防医学研究者)、
林要氏(GROOVE X株式会社代表)、安宅和人氏(ヤフー株式会社CSO)です。
対談の中で登場した、脳神経科学者 中野信子先生の話が特に気になりました。
  73%くらいの日本人は比較的保守的なフォロワー気質で、27%くらいは
 新しい法則性を自らつくりたがるゼロイチの人。
 一方、米国人のフォロワー気質な人は、5割以下。
とのこと。
また、地アタマの3つの特徴は、① 同じ現象が起きた時に多層的な視点で
捉えられる力、② 論理的に異質なものを切り分ける力、③ 意味合いを
突き詰める力 と記載も。
確かにそうなのかも...

対談されている相手の方も含め、結果を出し続けている方々の言葉は
とても興味深いものであり、刺激的ですね。
たまにはこのような本を読むのもよいものです。
読むばかりで、実践がなければダメですが...
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今日の本 「マヨラナ」 [本]

今日の本 「マヨラナ」(ジョアオ・マゲイジョ/NHK出版:13年)

-消えた天才物理学者を追う-とのサブタイトルがついた一冊。
どこかで天才物理学者としての「マヨラナ」の記事を読み、
とても気になったので本書を手にしました。

著者は、ジョアオ・マゲイジョさん。理論物理学者で、本書には、
インペリアル カレッジ ロンドンで教授を務めているとの記載があります。
他にも翻訳書がリリースされていますね。訳は、塩原通緒さん。

本書、2部、28章から構成。
まだ30を超えたばかりの若き天才物理学者マヨラナは、教授職にあったが
突然、失踪。1938年3月のこと。
失踪までを1部、その後の物理学界や憶測を2部にまとめたサイエンス書です。
1部は21章まであり、本書の大半は、失踪までのマヨラナを追った内容。
マヨラナのような天才からは程遠い私には、とてもわからない世界。
先を行く理論を構築しても、発表もせず、他人の発表で納得。
まわりからは、とても理解されなかった様子。
そして謎の失踪。
理論物理学の世界においては、大きな損失だったでは...
そしてこの失踪、戦争に向かう時期でもあり、結局見つからずに
現在に至っている次第。とても残念です。

さて、マヨラナはピランデッロの作品を好んでいたとのことです。
こちら、ピランデッロの著作も、気になるところです。
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今日の本 「哲学のきほん」 [本]

今日の本 「哲学のきほん」(ゲルハルト・エルンスト/ハヤカワ文庫:17年)

-七日間の特別講義-とのサブタイトルがついた一冊。
14年の単行本を文庫化。そのときのタイトルは「あなたを変える七日間の哲学教室」。
どこかの書評で気になり、手にしました。

著者はゲルハルト・エルンストさん。エアランゲン‐ニュルンベルク大学の
哲学講座担当教授というドイツの哲学者。
訳は、岡本朋子さん。

本書、7日間に分けられた哲学者との対話にて、哲学に入門する内容。
難解に思え、しきいが髙いと感じる哲学。
本書は対話による解説にてしきいを下げ、さらにひとつの曜日内に、
多数のメモにて内容のまとめを配置。
メモにて内容を整理、確認でき、理解しやすくなっております。
いろいろ気になる箇所がありました。
特にヴィトゲンシュタインの言葉。
「そうではないが、そうに違いない」
「鋤が曲がる」
ずいぶんと長い間、解けない謎があり続ける哲学。
それでも部分的には発展しているとのこと。
いきなり哲学者の著作は無理ですので、
他の入門書なども、少しずつ読んでみたいです。
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今日の本 「偉大なる失敗」 [本]

今日の本 「偉大なる失敗」(マリオ・リヴィオ/ハヤカワ文庫:17年)

-天才科学者たちはどう間違えたか-とのサブタイトルがついた一冊。
〈数理を愉しむ〉シリーズ となっており、15年の単行本を文庫化。
どこかの書評で気になり、手にしました。

著者はマリオ・リヴィオさん。アメリカにある宇宙望遠鏡科学研究所の
科学部門長をつとめた天体物理学者。未読ですが、他にも著作があります。
訳は、千葉敏生氏。

本書、11章から構成。
ダーウィン、ケルヴィン卿、ポーリング、ホイル、アインシュタインという
5人の偉大な科学者の輝かしい業績と失敗をそれぞれ1章毎に紹介する内容。
最初の章は、導入でした。
輝かしい業績があるからこそ、注目されてしまいがちなミス。
それも、かなり大きな...
不思議なものです。
才能があるからこその「偉大なる失敗」なのか?
特に4人目に登場するホイル氏のこだわりは、かなりのもの。
こういった天才科学者に比べたら、私の日頃のミスなんて、
とてもちっぽけな感じですが、こだわりを捨て、柔軟に対処したいところです。
そもそもミスがなければよいのですが...

ハヤカワNFのシリーズ。おもしろそうな本がたくさんありますので
引き続き、読んでみたいです。
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今日の本 「完全マニュアル!発明・特許ビジネス」 [本]

今日の本 「完全マニュアル!発明・特許ビジネス」(中本繁実/コミュニティ・ブックス:17年)

-発想から特許出願・商品化までノウハウ教えます-とのサブタイトルがついた一冊。
図書館の新着コーナーにあり、手にしました。

著者は、中本繁実氏。現在は、社団法人発明学会の会長であり、東京日曜
発明学校校長、工学院大学非常勤講師、多摩美術大学非常勤講師とのこと。
出願関連の著作がたくさんあります。

本書、6章から構成。
町の発明家を対象とした、発明の創出と特許出願の手引書です。
現在、日本では年間30万件を超える特許出願がありますが、
多くは大企業からの出願。
町の発明家からの出願は、どの程度あるのでしょうか。
このような「マニュアル」がリリースされるということは、
それなりに、出願があるということ?
町の発明家の出願といえば、日用品と思われます。
本書でも学習事例は、身近な品となっています。
学習事例などで、簡単なJPlatの使用方法の記載がありますが
日頃検索することのない日用品についての明細書、実際の出願は、
気になりますね。
なお、できれば本書に、具体的な最近の成功事例があれば
掲載いただきたかったところです。
(明細書の見本は「洗濯機の糸くず取り具」でした。)
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今日の本 「山女日記」 [本]

今日の本 「山女日記」(湊かなえ/幻冬舎文庫:16年)

「山猫珈琲 上巻」を読んだばかりですが、もう一冊、湊さんの本の
記事となります。
既にチェック済の「山女日記」ですが、昨年半ばに文庫化。
一応手にしてみたところ、新たな短編が収録されていました。

新たに収録された短編は、「山と渓谷」に掲載された、
「カラフェスに行こう」。
先にリリースされた単行本の短編と、つながりのある内容。
もちろん登山に関わる話でナイス。
さらに文庫化にあたり、モデルのKIKIさんの解説も収録。
本作、ミステリーではないストーリーですが、私は好きです。
未見ですが、この「山女日記」、BSプレミアムにて
映像化もされていたようですね。
知らなかった...

さて、次のリリース予定はまだ未定のようですが、
まだ未読の「山猫珈琲 下巻」をまずは読まねば。
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今日の本 「山猫珈琲 上巻」 [本]

今日の本 「山猫珈琲 上巻」(湊かなえ/双葉社:16年)

昨年読んだ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」以来となりますが
湊かなえさんの著作を手にしました。
今回は、小説ではなく、初のエッセイ集。

著者は、湊かなえさん。
「リバース」が文庫となり、TVドラマ化されていますね。

本書は上巻。上下巻で刊行され、3部構成。
この上巻は、第1部のみで、新聞に掲載されたエッセイを収録。
神戸新聞、朝日新聞、日本経済新聞に連載され、
朝日新聞の「猫派ですが、」は、現在も継続中とのこと。
内容ですが、エッセイですので、現在住まわれている淡路島関連の
話がとても多いです。
特に「食」。
関西に住んでいるものの、淡路島へ行ったのは、まだ1度のみ。
鯛そうめん、生しらす丼、鱧、牛丼など、
ぜひ味わってみたいものですね。

引き続き、下巻もよんでみようと思います。
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今日の本 「マイルス・デイヴィス ビッチェズ・ブリュー」 [本]

今日の本 「マイルス・デイヴィス ビッチェズ・ブリュー」(ジョージ・グレラ・ジュニア/スモール出版:16年)

エレ化マイルスの衝撃の作品「ビッチェズ・ブリュー」。
関連本がリリースされましたので、手にしました。
オビには、「発売当時、賛否両論を巻き起こした世紀の問題作の謎を解明する」
とあります。

著者のジョージ・グレラ・ジュニアさんは、ニューヨークのブルックリンに
在住するミュージシャン、作曲家、評論家とのこと。
訳は、川嶋文丸氏。

6章から構成。オビに「世紀の問題作の謎を解明」とあるように、
マイルス作「ビッチェズ・ブリュー」の制作過程や楽曲の詳細について
解説していく内容。
ただ、序盤は、「ビッチェズ・ブリュー」に至るマイルスの音楽活動に
焦点を当てています。
これまでに読んだマイルス関連本にはあまり記載のなかったような
参加ミュージシャンによる、制作過程のコメントが興味深かったです。
完成作品を聴くまで、まるで全貌が不明だったとか...
それでも、作品として完結。素晴らしいです。

さて、本作はアメリカでひとつのアルバムだけをテーマとして論評する
シリーズの一冊とのこと。すでに116冊が刊行済だとか。
翻訳されているものが、他にもあるようですので、読んでみたいです
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今日の本 「たましいの場所」 [本]

今日の本 「たましいの場所」(早川義夫/ちくま文庫:12年)

こちら、2012年に文庫化された際に購入したのですが
ようやく読みました。オビの言葉は宮藤官九郎さんです。

著者は、早川義夫さん。歌手から本屋へ。そして再び歌手へ。
復帰後は、何度か観ております。
もうずいぶん前ですが、復帰前、1度だけ本屋へ伺ったこともあります。

文庫用に最終章が追加されており、トータル6章から構成。
様々なところに掲載されたエッセイを収録。
身近なテーマの中に、ぐっと心に迫る言葉が多くちりばめられ、
ドキッとさせられてばかりでした。
例えば以下。
「昔は、ああだった、こうだったよりも、今、何を考え、
 今、何をしようとしているのか、今、何を歌おうとしているのかの方が
 大切だ。過去の輝きなどどうでもいい。今、輝いているかどうかだ。
 そして、忘れてはいけない。人のことよりも、人が何を歌っているかよりも、
 自分が今、何を歌いたくなったかが一番大切なことである。」
そうなんですよね。「今」が大事。
でも、過去にとらわれがち...

さて、この後にも、何冊かのエッセイがリリースされています。
引き続き、読みたいと思います。
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今日の本 「表現者」(石橋凌/カンゼン:11年) [本]

今日の本 「表現者」(石橋凌/カンゼン:11年)

-我語る魂こがして-とのサブタイトルがついた一冊。
リリースからかなり時間が経過しておりますが、
リリース時に購入。ようやく読みました。

著者は石橋凌氏。ミュージシャン、俳優として有名な方です。

本書、8章から構成。石橋さんが、「表現者」として、これまでの
主に俳優としての活動を語る内容。
私が、石橋さんを知ったのは、ARBとしての活動時。
3枚目のあたりからリアルタイムで聴き、
最もよく聴いていたのは、G.が田中一郎さんだった頃。
その後、俳優として活動し、現在は音楽活動も再開。
映画、TVでの活動はほとんど知らないのですが、
石橋さんの「役」に対する真摯な接し方が、本書にてよくわかりました。
石橋さんが出演されている映画は、初期の「さらば相棒」、
「ア・ホーマンス」あたりしか観ていないので、その後の作品も
観たくなりましたね。

また、本書とともにリリースしたCD「表現者」は持っていますが
その後のリリースについては、未聴。こちらも聴いてみねば。
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今日の本 「悪魔の勉強術」(佐藤優/文春文庫:17年) [本]

今日の本 「悪魔の勉強術」(佐藤優/文春文庫:17年)

-年収一千万稼ぐ大人になるために-とのサブタイトルがついた一冊。
ちょっと久しぶりに佐藤優氏の著作を手にしました。

著者の佐藤優氏は、現在は作家であり、元外務省主任分析官。
とてつもない数の著作があります。

本書、「まえがき」に続き、4講から構成。
同志社大学神学部における佐藤氏の特別講義を収録した、文庫オリジナル作。
特別講義は、「キリスト教」に軸をおいた内容であり、
その講義の中で「勉強術」が含まれる講義となっています。
とても興味深い内容。
他書にも記載がありましたが、やはり基礎として「数学」、「英語」、
そして「歴史」が重要とのこと。
いくつか参考書もピックアップされています。
私もブルーバックスの「高校数学の教科書」は読んでみたいです。
また、学生に対してではありますが、1年間で1500時間の
勉強習慣をつけることが必要とも。
私はそれほど、学生時代に勉強していなかったかも。
勉強の重要さは認識していますので、
これからでも、少しは時間の確保を行っていきたいですね。

リリースが多くて、とてもついていけないのですが、
引き続き、チェックしたいところです。
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今日の本 「宇宙に「終わり」はあるのか」 [本]

今日の本 「宇宙に「終わり」はあるのか」(吉田伸夫/講談社:17年)

-最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで-との
サブタイトルがついた一冊。ちょっと久しぶりに、宇宙関連の
ブルーバックスを手にしました。

著者は吉田伸夫氏。専攻は素粒子論(量子色力学)とのこと。
ブルーバックス以外に、多くの著作があります。

本書、2部、12章から構成。現在を境に、1部は過去編、
2部は未来編として、宇宙の全貌を語る内容。
過去に比べて、未来について多くのページを割いているところが
本書の特徴でしょうか。
まるで想像できない、気の遠くなるような未来。
宇宙の終焉は、とりあえず本書では、ブラックホールが蒸発し、
物理現象がほとんど何も起きない状態を、ビッグウィンパーとして
紹介しています。
まあ当然、人類は死に絶えている、10の100乗年後のこと。
現在は、宇宙暦138億年ですから、
ほんと想像できない世界ですね。
気になる未来。まだまだ解明できていないことが多いため、
今後、さらに修正されることでしょう。
私の生存中に、どこまで明らかになるのか?
最新の宇宙論。またチェックしたいところです。
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今日の本 「本当に役立つTRIZ」 [本]

今日の本 「本当に役立つTRIZ」(TRIZ研究会/日刊工業新聞社:08年)

-眼からうろこが!12の発明の原理だけでアイデア発想-とのサブタイトルの
ついた一冊。少し前のリリースとなりますが、引き続き、TRIZ関連の書籍が
読みたくて手にしました。

著者は、TRIZ研究会/編 となっています。
複数の企業等の方々で構成された研究会で、著者代表は、林裕人氏。

本書、8章から構成。最初にアイデア発想の心構え、ポイントを解説し、
その後、TRIZを利用したアイデア創出について説明。最後の8章では、
ピックアップした12の発明原理について、事例を紹介しています。
TRIZの解説本は、多数ありますが、よく見かけるのが、矛盾マトリクス~
発明原理について説明したもの。
本書は、物理的矛盾~分離の法則にて、アイデアを創出する手順を
選択されています。
いきなり矛盾マトリクスを見せられると、少々ハードルが髙いと
認識されるおそれがあるため、ここではこの手順を選択されたのかと
思われます。
ルートは異なれど、発明原理を使う点では変わりません。
確かに、TRIZを使ってみると、よく使用する発明原理は
わりと限定されている気もしますので、「まず使う」という
視点においては、この12個の発明原理でよいのかも...

TRIZ関連の著作はいろいろありますので、引き続き読んでいこうと
思います。
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今日の本「特許の実証経済分析」 [本]

今日の本「特許の実証経済分析」(山田節夫/東洋経済新報社:09年)

リリースから少し経っておりますが、他書で引用されていたため、
気になったので手にしました。

著者は、山田節夫先生。専修大学経済学部教授。
他にも著作がありますが、私がこの著者の本を手にするのは初めて。

本書、7章から構成。経済学の立場から、特許制度体系の有用性を
検証する内容。
様々な観点から、統計処理を行い、特許の価値を判断されています。
メーカにおいては、権利化できた特許を維持するか否か、
年金支払い時期に判断が求められますが、
特許の価値を判断する指標がないため、結局、自社実施や
他社牽制といった、あまり特許の価値と関係のない判断となりがち。
本書では、3章にて、サイテーション(被引用)に注目されており、
推計の結果、日本の審査官引用情報はさまざまな特許属性データの中で、
最も安定的に特許価値を説明する属性であることが明らかとなった
との結論。これは興味深いです。
こういった目に見える数値で維持か放棄かの判断できれば、
むだな維持費用が抑制されることになりますね。

また本書のような法的側面ではない、知財関連の書籍も読んでみようと
思います。
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今日の本 「QFDとTRIZ」 [本]

今日の本 「QFDとTRIZ」(井坂義治/養賢堂:12年)

-選ばれる商品の企画から開発-とのサブタイトルのついた一冊。
少し前のリリースとなりますが、前記事に引き続き、TRIZ関連の書籍が
読みたくて手にしました。

著者は、井坂義治氏。現在は、静岡大学客員教授、静岡理工科大学非常勤講師、
中部品質管理協会講師、(株)アイデアプロジェクトコンサルティング担当
シニアコンサルタントとのこと。他にもTRIZ関連の著作があります。

本書、10章から構成。TRIZのみに的を絞ったものではなく、タイトルに
あるように、QFDと絡めた効率的な商品開発について解説。
1章で概要を説明し、2章以降では事例紹介が中心。
QFDとは、品質機能展開。
まずQFDで問題を見える化し、その後、TRIZにて問題解決という流れに
なります。
これまで、特許出願におけるアイデア抽出の抜け、漏れ防止にのみ
私はTRIZを利用してきましたが、QFDと組み合わせる利用については、
知り得ませんでした。
両手法の組み合わせは、効率的な商品開発に有効と思えます。
なお本書では、TRIZの使用については、基本的に、ソフト(Goldfire)利用と
なっています。
大学や企業では、ソフトを有しているところもあるかと思いますが、
私はまだ見たことも、使ったこともありません。
一度使ってみたいですね。

著者の別の著作も読んでみようと思います。
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今日の本 「TRIZ発想法」 [本]

今日の本 「TRIZ発想法」(本田秀行/秀和システム:12年)

-お客様や上司からの無理難題をサクッと解決する-とのサブタイトルの
ついた一冊。少し前のリリースとなりますが、TRIZ関連の書籍が読みたくて
手にしました。

著者は、本田秀行氏。問題解決アドバイザー/ITコーディネーターで、
NBIコンサルティング株式会社代表取締役とのこと(リリース時)。

本書、5章から構成。3章までの前半で、矛盾解決マトリクスを中心に
TRIZの基本を解説し、4章で手厚く事例を紹介する構成。
そもそも、特許調査~分析で始まったTRIZですが、本書では特許などの
知財のアイデア抽出~問題解決に限らず、様々なビジネス上の課題解決に
応用しているところが本書の特徴。
これまで、特許出願におけるアイデア抽出の抜け、漏れ防止にのみ
私はTRIZを利用してきましたが、それだけでなく、様々なビジネス上の
問題解決に利用するとは、ユニーク。
TRIZの利用範囲はまだまだ広いのですね。
また、ラストの5章では、マトリクスの再構成についても言及。
自分の利用分野で使いやすくするために再構成するのは、
問題解決の時間短縮に役立ちそうです。

TRIZ。矛盾解決マトリクスしか使ったことがないのですが、
9画面法など、他の手法も使ってみたいところですね。
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今日の本 「探偵の鑑定」 [本]

今日の本 「探偵の鑑定」(松岡圭祐/講談社文庫:16年)

現在、ヤンマガで連載中の「探偵の探偵」。
続きが知りたくて、原作を4冊とも手にしました。
さらに続編があることを知り、こちらも読みました。

著者は、松岡圭祐氏。多くのリリースがありますが、
私としては、これらの探偵シリーズが初めて。

「対探偵課」の探偵である紗崎玲奈と、万能鑑定士の凜田莉子が
絡み、暴力団に挑むハードなストーリー。
軸となるのは、紗崎玲奈の務める探偵事務所。
それ以外に、他書のキャラも登場したりします。
ラストで、探偵事務所は形態を変え、紗崎玲奈は探偵を引退。
これ以上、もう続編がないのは、さみしい感じ...
結局、6冊読みましたが、かなり楽しめましたね。

さて、マンガ「探偵の探偵」を掲載中の「ヤンマガ」。
「探偵の探偵」は継続中ですが、しげの秀一氏の「セーラーエース」は
今週で突然の終了。
驚きましたね。人気がなかったのか?
私は好きでしたが...
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今日の本 「レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっちが賢い?」 [本]

今日の本 「レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっちが賢い?」
    (新井信昭/新潮社:16年)

-特許・知財の最新常識-とのサブタイトルのついた一冊。
どこかの書評で気になり、手にしました。

著者は、新井信昭先生。弁理士で、(株)グリーンアイピー代表取締役、
知財コミュニケーション研究所代表とのこと。

本書、6章から構成。タイトルからもわかるように、オープン戦略、
クローズ戦略についてのメリット、デメリットを、知財の基礎知識を
踏まえて、解説する内容。
昨日記事にした「知財戦略経営概論」とも、やや重複する内容ですが、
こちらのほうがページ数も少なく、かなり万人向けに記載されています。
ただ、前書とやや主張の異なる箇所も。
こちら、「先使用権は弱者のための最終手段。ビジネス上、必要なアイデアなら、
特許を取得し、堂々と権利を守るべき」と記載されています。
このあたり、論点かも?
また、本書では、3月の出願増の理由を「知財予算の消化」としていますが
私としては、「年度ノルマ達成の駆け込み出願」とも思えます。
また、5章には、ネジザウルスの話も登場しています。
知財の話題では、取り上げられることが多いですね。

さて、一般書籍として、このような本が書店に並ぶとは、
オープン&クローズ戦略もかなり浸透してきているのでしょうか。
的確な判断が必要ですね。
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