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今日の本 「若者殺しの時代」 [本]

今日の本 「若者殺しの時代」(堀井憲一郎/講談社現代新書1837:06年)

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」に続けて読んだのが本書。
特に意図したのではなく、たまたまなのだが、続けて読んで良かった。
前書が、仕事側から若者の閉塞感、そして若者にツケを回す国、日本の現状を論じたのに対し、
本書は、生活、カルチャー側から若者殺しの時代、日本を考察しているのだ。
表と裏、一面と他面、2冊で1パックと言ったら、著者は怒るだろうか?
いずれにせよ、2冊を読み通して、多くの若者ががんじがらめとなっている現状が
より鮮明となった。

著者の堀井氏はコラムニストとのこと。堀井氏の著作を読むのは初めてである。

本書は、堀井氏の調査によって成り立っている。
だからこそとてもリアルに伝わってくる。
堀井氏は1958年生まれとのこと。私より上の世代だ。
でも本書の中心は1980年代。
私が10代だった頃のこと。
その頃に始まっていたのだ、知らず知らずのうちに「若者殺しの時代」が。

とてつもなく空虚な時代になっていたんですね。
薄々とは感じていましたけど。
一つ一つ検証されると、かなりつらいです。
終章なんか、涙が出そうになりました。
たまたま読んでたときが、出張帰りの電車の中で、疲れてたからかもしれないが。

あとがきで「今までに書いたことのない文章スタイル」とあったが、
このスタイルが、これまたいい感じでした。

どうなっていくんでしょう、これからの日本。
他の著作も読んでみたくなりました。


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