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今日の本 「マイルスの夏、1969」 [本]

今日の本 「マイルスの夏、1969」(中山康樹/扶桑社新書069:10年)

まず、このタイトルに注目。
全作品を聴いてはいないのですが、現時点で私の最も好きなマイルスの
アルバムは「1969マイルス」である。
スタジオ作を残さなかったロスト・クインテットによるLIVE盤。
LIVEのあった1969年が焦点なのであれば、読まずにはおれない。

著者は中山康樹氏。元「スイングジャーナル」編集長であり、著書『マイルスを聴け!』が
超有名である。「マイルスにいちばん近い日本人」といわれているとのこと。

本作、著者のあとがきによると
「2008年を機にマイルスを「縦に書く」ということを意図的に試みるようになった」と。
著者はマイルスが「与えたもの」と同時に「与えられたもの」についても
検証しようというのである。
本書より前に「マイルスデイビス青の時代」がでており(未読)、もうすぐ
「マイルスデイビスとジョンコルトレーン」、「マイルスの夏、1972」を
リリース予定。で本書は、1969年にフォーカス。

あのLIVEがあった1969年。エレ化に向かうポイントとなる年でしょうか。
マイルスの交流は多岐にわたり、熱いです。
ジミヘンとの交流は第2章~3章あたり。結局、音として残ることはなく
「未遂」のまま、ジミヘン突然の死によって幕。
その後、ジョンマクラフリン、ジャックデジョネットらが登場し、
「ビッチェズ・ブリュー」へとつながっていくのである。
まさに驚異的な人脈、そしてスタジオでの交流。
そして本書、マイルスの1969年が、すぐそこに見えるような記述、ナイスです。

なお巻末には、関連作品等を75ページにわたりピックアップ。
聴いてみたい作品が満載ですね。
100209.jpg
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コメント 2

末尾ルコ(アルベール)

これはおもしろそうですなあヽ(^。^)ノ
わたしもチェックしてみます。

                     RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-02-13 00:33) 

TBM

>RUKO さま、niceとコメントありがとうございます。
ジャズというカテゴリーを、軽く超越するマイルス。
そのフットワークの軽さ、鋭い感性などなど
興味深いところが、満載でした。
改めて、1969年周辺のアルバムを聴いています。
by TBM (2010-02-14 00:36) 

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