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今日の本 「光と色彩の科学」 [本]

今日の本 「光と色彩の科学」(齋藤勝裕/ブルーバックス:10年)

-発色の原理から色の見える仕組みまで-とのサブタイトルのついた一冊。
このサブタイトルにもあるように、光と色について幅広く捉えた内容。
興味を持って手にしました。

著者は齋藤勝裕氏。理学博士。現在、名古屋市立大学特任教授、愛知学院大学客員教授、
金城学院大学客員教授など、たくさんの肩書きあり。
専門は、有機化学、物理化学、超分子化学、光化学であり、著作も多いです。

本書、7章から構成。全て切り口が異なっております。
第1章 色彩学の基礎は、まるで美術の講義。マンセルの色相円や色立体も登場。
続く2章 色彩の生理学は医学、生物的見地から解説。そして第3章 光の科学は、
物理~化学の世界。後半ではホタルの光まで解説。
その後、物理化学的な世界が続きますが、第6章では、心理学の領域に。
ラストの第7章では、「未来の光技術」と題して、プラズマテレビ、液晶テレビ、
有機ELテレビのしくみを解説。
非常に多岐にわたる内容です。

私としては、特に興味深かったのは、第4章の色彩の化学。
日頃、馴染みのない染色、漂白剤のついての解説がナイスでした。
また、色によって生理作用がコントロールされるという記述もあった
第6章もおもしろかったです。
まだまだ色の世界、深そうですね。
巻末には参考図書の一覧あり。チェックしたいところ。
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FUCKINTOSH66

これはすごく面白そうな本ですね〜!とくに科学物理の観点からの解説の章、興味あります。注文しようかな。

>日頃、馴染みのない染色、漂白剤のついての解説がナイスでした。
話しのレベルが違って恐縮ですが、つい最近まで"カビキラー"なる類の商品がその名の通りカビを殺すものではなく、カビの色素を漂白(脱色?)する作用のものだってことをはじめて知って驚きました。
by FUCKINTOSH66 (2010-12-19 19:19) 

TBM

>FUCKINTOSH66さま、niceとコメントありがとうございます。
とても幅広く、多角的な解説でおもしろかったです。

で、カビキラーの話。そうなんですか!
私も知らなかったです...
キラーっていうのに、殺してないとは。
普通に目にしていることでも、案外知らないこと、多いです。
今はネットがあるんで、気になればすぐに調べることができて
便利ですよね~
by TBM (2010-12-23 00:03) 

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