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今日の本 「企業・生存の条件」 [本]

今日の本 「企業・生存の条件」(日本経済新聞社/編:11年)

-新「日本基準」で世界に挑む-とのサブタイトルがついた一冊。
図書館の新着コーナーにあり、興味を持って手にしました。

著者は特に記載されておらず、巻末に取材班の氏名が書かれています。
というのも、本書、2010年1月からの日経紙面に連載された「企業 強さの条件」を
ベースに、電子版収録の記事も追加してまとめたものなのです。
序章+9章から構成。各章のタイトルは、テーマを示し、「日本を越える」、
「日本だからできる」、「サムスンに追いつけ」といった言葉が熱いです。

気になったところをピックアップ。
第2章 未来を創る~標準、相手は中国
 日本には国際標準の戦略が乏しい
 中国企業や政府に広がる言葉
 →三流企業がものをつくり、二流企業が技術を開発、一流企業がルールを決める
そう語るのは、ソニーに勤めていた原田節雄氏。
よくわかります。日本は国内で基準争いをし、結局、国際標準になれず、
他国のルールに従い、設計変更を強いられる...
こんな戦略のない状況下では、世界の相手にやっていけるはずはないですね。

第7章 奪い合いの先に~特許に勝る「秘伝のタレ」
 三菱化学社長がこう呼ぶ材料があるとのこと。
 材料そのものがブラックボックスのため、三菱化学からしか買うしかない
 というしくみ。
 ピーク時には世界で生産される記録型DVDの9割にタレが使われた とも。
これは非常に有効ですね。
デジタルの時代にも、材料技術は非常に有効であり、他者、他国の先を行けば、
大きな市場が待っているのである。

かなり厳しい時代を迎えた日本ではありますが、本書を読む限り、まだまだ
知恵を絞り所はありそう? な感じです。
一刻も早く、日本主導の「国際標準」をゲットせねば。
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