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今日の本 「破綻する特許」 [本]

今日の本 「破綻する特許」(ジェームズ・ベッセン 他/現代人文社:14年)

-裁判官、官僚、弁護士がどのようにイノベータを危機に陥れているのか-
とのサブタイトルのついた一冊。
先日読んだ「電子立国は、なぜ凋落したか」に引き続き、どこかの書評で
気になったため、手にしました。

著者は、ジェームズ・ベッセンとマイケル・J・モイラー。
ベッセンは元ソフトウェア会社のCEO。モイラーはボストン大学の
ロースクール教授。訳は、浜田聖司氏。

本書、特許が財産権として機能してないのではないか?についてを中心に
いくつかの視点から論じる内容。
繰り返し述べられる衝撃的な事実は、化学と製薬業界の企業でのみ、
特許から利益を得られており、それ以外の業界では、訴訟費用が
特許からの利益を上回っていること。
その理由は、化学の分野ではクレームの境界が明確であり、公示機能が
働いているからだとか。
確かに納得できますね。

このままでは、かなり危険な状況ではありますが、本書の原書のリリースは
6年前。つまりは、米国の大きな特許法の改正前です。
改正後、何らかの変化があるのか、それともないのか?
そのあたりが気になるところです。
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