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今日の本 「技術者のための特許実践講座」 [本]

今日の本 「技術者のための特許実践講座」(小川勝男 他/森北出版:16年)

-技術的範囲を最大化し,スムーズに特許を取得するテクニック-
とのサブタイトルのついた一冊。
知財関連本を検索していて見つけたので、手にしました。

著者ですが、小川勝男氏、金子紀夫氏、齋藤幸一氏の3名による共著。
共に、日立製作所出身の方々で、小川さんは弁理士登録されています。

本書、6章から構成。企業にて知財に関わった方々の著作であり、
特許取得に必要かつ重要な実践的なテクニックをまとめた内容。
私として、注目したのは、
 第3章 発明・特許化のテクニック
 第4章 特許請求の範囲を最大化するテクニック―発明の精選と拡張
です。3章には、権利化に向けて、つねに意識すべき4つのポイントを記載。
 ① 問題を探し、分野特有の新しい効果を抽出する
 ② 実施上の問題点を、できる限り多面的に具体的に検討する
 ③ 一見あたり前と思える有効発明を見逃さない
 ④ 他者の実施を検証できるか検討する
どれも重要なポイント。④は、オープンかクロ―ズかの見極めとなりますね。
そして4章では、具体的な事例で請求項を作成。
精選、拡張を経た、金属製灰皿の請求項は、実に見事です。
このような請求項が、さらっと書ければよいのですが、まだ無理ですね。
今後は、きっちり、精選、拡張のプロセスを踏みたいと思います。
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