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今日の本 「戦後経済史」 [本]

今日の本 「戦後経済史」(野口悠紀雄/日経ビジネス人文庫:19年)

-私たちはどこで間違えたのか-とのサブタイトルがついた一冊。
オビには「東京大空襲から平成まで。」とも。
2015年の単行本を文庫化。
戦後の日本経済史を俯瞰する内容と思い、興味を持って手にしました。

著者は野口悠紀雄氏。現在は早稲田大学ビジネス・ファイナンス
研究センター顧問、一橋大学名誉教授とのこと。
本書以外にも多くの著作があります。

本書、6章から構成。1940年生まれの著者が、自らの体験を交えて
日本社会、経済の変遷を総括する内容。
戦後、日本の経済がどのように発展し、90年代以降停滞しているのかが
一気通貫で理解できました。
本書を読み、この停滞はもしかするともうどうにもならないのかも
と思えました。
働くことに対する意識が、高度成長期の頃とはかなり違っている
ようなのです。
「豊かになるには、まじめに働く必要がある」という原則が
一部で成立しなくなる事態が発生してしまったのです。
一方、管理側にも問題はあるのでは?
チャレンジせず、保身に終始し、任期の間の業績を維持できればよい
と考えている方が多いような...

さて、とても著作が多いので迷いますが、野口さんの他の著作も
読んでみようと思います。
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